日本人英語講師のBossです
※特別使用:ピクチャーディクショナリーをプレゼント!
初めに
塾パパさんとの初コラボ企画
今回の記事で第1弾の終了です!
映画「マリフィセント」の分析、解説編
→塾パパさんの分析編はこちらから(秀逸です!)
私(Boss)の解説編
→Vol.1(全体の解説) はこちら
→印刷可能なファイルはこちらです!自由にお使いください!
→Vol.2(映画で使用されたraiseを解説) はこちら
→Vol.3(映画で使用されたpay attentionを解説) はこちら
→Vol.4(映画&絵の合わせ技一本!tickle & tolerateを解説) はこちら
今回のvol.5で
「マリフィセント」で再会する
英単語の紹介を終了します
最後の単語は、
意識せずとも
結構目にしているかも
→特に旅行好きの方
「あ?」
それ、
大事なサインですよぉ!
今回の英単語は?
今回はvol.1で仕分けした
ピクチャーディクショナリーから
disturb:「邪魔をする」
どういう状況でdisturbするのか?
その場面、状況に応じて
「邪魔する」系動詞
→使い分けましょう!
大丈夫です。
絵を眺めるだけです!
サクッとね
どうして
ホテルのドアノブに掛ける場合に
Don't disturbなの?
→スッと簡単にイメージ化!
今回は最後なので
少しばかり細かい描写も!
- 「マリフィセント」で使われた「集中」の邪魔をする:disturb
- そのシーンでもし、集中ではなく「会話」の邪魔なら:interrupt
邪魔する行為の視点を変えると
類義語のinterruptが登場します。
最後まで読んだ時に
- 「このシーンはdistubだからこんなニュアンスなんや」
- 「逆にinterruptやったらこっちにフォーカス当たるねんな」
ここまでの共感が
今回の目標です。
その他の代表的な
「邪魔する」系動詞も
最後に紹介します。
皆さんには
この記事を見ている
数分間だけ、
色々と邪魔したり、されたり
心を揺さぶります!
disturb:(静かな時間&集中を)邪魔する
読み方:ディスタァーブル
意味:(動詞)邪魔する
過去形:disturbed (邪魔した)
過去分詞:disturbed (邪魔される)
良く使われる表現:
※ notをつけて「邪魔しないで」
- Don't distrub:邪魔しないで
- Sorry to disturb :邪魔してごめんね!
基本イメージ:
静かで平穏な時間
睡眠、読書、仕事など...etc
自分の大切な時間
集中したい特別な時間
→中断させる邪魔な行為
静かな時間や集中をかき乱す邪魔な行為
→眠りの妨げ、「ゆっくり寝かせて!」
Don't disturb!
読み方:ドォゥン ディスタァーブ
→起こさないでください!
disturbの基本イメージにピッタリ!
→静かにしておいて欲しいんです
海外のホテルでは
お馴染みの「Don't disturb カード」
最近、日本の旅館でも
「木の札」で使用されていました。
何も旅先でなくても
→(自分の部屋で)「ゆっくり寝かせて、日曜日くらいは...」
Don't disturb me while sleeping!
読み方:ドォゥン ディスタァーブ ミィ フヮァィル スリィーピィン
→寝てる間は起こさないでね!
眠りは大切な人間の三大欲
途中で起こされるの嫌ですよね
→誰にも邪魔されたくない
→読書:静かに集中している時間
Don't disturb me while reading a book!
読み方:ドォゥン ディスタァーブ ミィ フヮァィル リィーディン ガ ブゥク
→読書している時は、邪魔しないで!
読書中は時間の経過を
忘れるくらい没頭(集中)
この大切な時間
→誰にも邪魔されたくない
劇中で再会
01:05:31:辺り
- Sorry to disturb, your majesty
読み方:サァリィ トゥ ディスタァーブ, ヤァ マァヂャスティ
/ →お話中に失礼を、陛下!
マリフィセントに怯える陛下
集中して戦略を立てているところに
部下が、ある意外な人物(キーパーソン)を連れてきて一言
「集中」して作戦会議に没頭する陛下
そこに部下が、ある重要人物を連れて
→sorry to disturb
その「集中」を中断させる
邪魔な行為には、
→disturb
では、部下が
もし陛下の「集中」する状況を邪魔するのではなく
作戦会議中の白熱する「議論」の邪魔をする場合は?
→その「会話(議論)を遮る」邪魔な行為
- 🔺disturb
- ⭕️interrupt
次に紹介するinterruptを知ると
- どの状況に対して邪魔をするのか?
- 劇中でdisturb, が示す邪魔する側の意図、心情は?
→劇中の細かい描写がスッと入ってきます。
次のinterruptを紹介後、
劇中の使用の中で確認してみて下さい
interrupt:(人の会話に割り込み)邪魔する、遮る
読み方:インタァラァプトゥ
意味:(動詞)邪魔する、口を挟む
過去形:interrupted (邪魔した)
過去分詞:interrupted (邪魔される)
良く使われる表現:
※ notをつけて「邪魔しないで」
- Don't interrupt:邪魔しないで
- Sorry to interrupt :邪魔してごめんね!
基本イメージ:
どうしても知らせたい
伝達事項があります
会話の最中でも
→割り込みご無礼!
sorry to interrupt.
読み方: サァリィ トゥ インタァラァプトゥ
→(会話中)失礼します(お邪魔します)
会話を遮る、口を挟んで邪魔してでも伝えたい行為
大事な会話をしている時、
ミーティング中の緊迫した会議室
→伝えたいことがあるから「お邪魔します!」
interruptを一発で覚える方法
interrupt
一発で覚えませんか?
映像作品です
早口言葉です
→私はいつも呂律が回りません...笑
指導する生徒、全てがこのフレーズを
見て、マネして練習して覚えます!
皆さん、舌先の準備運動を!
作品名:「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(洋題:Darkest hour)
本年度アカデミー賞「スキャンダル」で
再びメイクアップ賞を受賞
日本出身(現在は、米国籍取得)アーティスト、カズ・ヒロさんの
チャーチル元イギリス首相のメイク術も話題になった作品。
歴史上最も偉大な首相であり、
世界一ワガママな英国元首相
→ウィンストン・チャーチル
この映画のワンシーンから
一緒にモノマネ&早口言葉で覚えましょう!
1分20〜23秒:割り込みバトル勃発
是非、動画のスピードに合わせて挑戦してみて下さい!
(特に2回目のinterruptの辺り:難しい〜😂)
Would you stop interrupting me while I'm interrupting you?
読み方:ワァッジュ スタァッ インタァラァプティン ミィ フヮァィラァム インタァラァプティン ユー
直訳:私が口を挟んでいる間、口を挟まなないでくれないか?
首相だから口を挟むが、
役人は私が話している間は
口を挟むなと.......笑
※プロの翻訳は見事でした。是非、作品で確かめてみてください
「ワガママ」と「意思の強さ」と「決断力」の奇跡的な融合
もちろん、映画を鑑賞中は
背筋がピンと張る名シーン
私は個人的にチャーチルの個性が好きです。
interruptに出会った生徒には
必ずこのフレーズを一緒に復唱します
その授業は、割り込みバトル
このフレーズの応酬です...😅
これで、私の生徒達は
何年経っても忘れません。
(本当です...笑)
たまに不意に
文章問題で再会
→生徒と目を合わせて大笑い
これが私、Boss流の
「最速で覚えるinterrupt」
disturb:静かで平穏な時、集中をかき乱す行為:邪魔する
interrupt:会話を遮る、口を挟んで伝えたい行為:邪魔する
再度確認:劇中の描写
01:05:31:辺り
白熱する作戦会議中
議論を重ね、集中する陛下
そこへ、部下がある重要人物を連れて一言
- Sorry to disturb, your majesty
読み方:サァリィ トゥ ディスタァーブ,
/ →お話中に失礼を、陛下!
disturb, interrupt
両方使えそうですよね?
disturbを使った劇中
マリフィセントに怯える陛下
万全の体制で迎え討つべく
緊急作戦会議
- 緊迫した議論に口を挟む描写なら:interrupt
- それよりも集中してたんですよ、来たる対決に向けて:disturb
そんな描写を勝手に考察しました。
そこまで深読みしなくても
disturbでもinterruptでも
劇中のシーンは使用できましたが
こうやってそれぞれの
基本イメージと特徴を
知ると、少しずつ
理解が深まりませんか?
今回は最終回、
私のワガママで少し濃い目に
味付けした深掘りでした。
劇中の細かな描写が理解できますように
後日談:
後日、米国人のネイティブ英語講師の友人に尋ねたところ
「劇中シーンなら(米国:interrupt、英国:disturb)かな、感覚的に」
「細かく言えば、Bossの描写でOK!だけど...どっちでもええやん。」
アメリカの大学で言語学を研究していた友人
それよりも日本語の上達に驚きました。
私の住む地域は、
「よく喋り、よくボケて、よくツッコむ」
容赦無く、周囲から日本語でまくし立てられるので
彼に限らず、日本語の上達が早い...笑
最後に
今回は、劇中で使用された
disturbに類義語のinterrupt
比較対象を一つに絞ることで
使い分けしやすくなったのかな
と思います。
その他にもありますが
ここでは軽く触れる程度に
その他、「邪魔する」系動詞を紹介
① 相手を困らせる頼み事、手を焼かせる面倒で邪魔な行為→bother
読み方:バァザァ
→実は劇中でも使用可。会話に割りみ、頼み事、問題を報告していたらbother
② 勉強中、仕事中の集中、注意をそらす邪魔な行為→distract
読み方:ディストゥラァクトゥ
③ 他人事に頼まれもせずお節介に干渉する(邪魔な)行為 →interfere
読み方:インタァフィア
④ 口語で使える!まとわり付くしつこさに「あぁ、もう邪魔やな」→bug
読み方:バァグ
※虫(bug)が耳元でブンブン飛び回る語源
ここではサクッと終了
また、いつか映画で再会した時に
ピクチャーディクショナリーで
スポットライトを当てて
→皆さんの記憶をハイジャック!
その時まで、
記憶の片隅に
そっと置いといて下さい
塾パパさんに感謝!
塾パパさんの「静」の洞察力
私の「動」の視覚イメージ
私は勝手にそう位置付けています。
今回のコラボ制作中、
塾パパさんにdisturbしていませんでしたか?
少なくとも愛する娘さんとの絵本の読み聞かせ中に
interruptはしていないと願っています...笑
冗談はさておき、
学びの多い機会でした。
ありがとうございました。
次は「あれ」ですかね...
簡単!理想的な英単語の覚え方
-出会い:絵を眺めるだけで心に訴えかける運命の出会い
-再会:「あ!やっと会えたね!」→映像作品で繰り返す劇的な再会
- ピクチャーディクショナリーを眺める
- 無意識に訴えかけてくる英単語にフォーカス
- 「あ?これは覚えられうかも」
→これが運命の出会い
- 映画を見る
- 「あ?今の...」→最初の劇的な再会
- 「おいおいおい、もう分かった」→2度、3度続く再会
これが続けば、
→あなたにとって必要不可欠な存在に
つまり、
→あなたに必要な英単語
人それぞれの「出会い」と「再会」
本当、十人十色です。
無意識に訴えてくる
「あ?」
この感覚を大事にしていきましょう!
英語学習者の方も
英語から自然と遠ざかっていた方も
楽しく、自然に英単語に出会い
無意識に求めてくる再会に
腕を広げて迎え入れてください!
次回は、
皆さの想像通りか?
期待を裏切る作品か?
お楽しみに
それでは
Peace out
Boss