今日は音楽が持つメッセージの力!
日本人英語講師のBossです。
初めに
今日は、音楽からスタート!
音楽は人が持つ喜怒哀楽を表現し
- 時に人を励まし
- 時に幸せを助長したり
- 時に人の悲しみを包みこむ優しさがあり
- 時に怒りを沈める心のメンターである
タワレコのキャッチフレーズ
「No Music No Life」
音楽のない人生なんて...ない
何かしら影響を与てくれるのが音楽
3回別の場所でメッセージを受け取る
皆さんは思い入れのある曲を
1日に何度もそれぞれ別の場所で
→聴いたことありますか?
不思議な経験から
→新しい企画をやってみようと思います!
皆さん、声の調子はどうですか?
→一人モノマネ歌合戦開幕です!笑
まずは、この不思議な再会から
(1回目の再会)
先日、車で移動している時に
FMラジオからある曲のイントロが...
ラジオDJが
「今この世界で起こっていることに...伝えたいメッセージ」
懐かしい曲に思わず口ずさむ一人の車内
「この歌詞ええよなぁ!」
余韻に浸っていると
教会前の道路わきで整列する
→学生の聖歌隊を見かけました
(2回目の再会)
彼らは赤信号(長くて有名)で停車中の車に
音楽を通じてメッセージを送っていました
ドアの窓を全開にして耳を澄ましてみると
「あれ?同じ曲やん...」
そう、先程車内で聴いていた曲だったのです...
普段はイライラ度MAXの交差点も
→初めてその赤信号に感謝しました...笑
(3回目の再会)
仕事が終わり、帰宅
お風呂、食事を済ませた時
→アメリカ留学時代の友人から着信
彼の名前はTyron (タイロン)
共通の趣味を通じて知り合いました
→それは「音楽」
私は黒人の文化(エンターテイメント)
特に音楽(Soul / Jazz / HipHop / R&B)が好きです!
彼はSkypeで話す時は
バックに音楽がかかってます!
→その曲を私が当てるのが定番のゲーム?笑
その日は
「同じ曲を掛けていたんです」
即答で正解すると彼は、
We still have a lot in common, man!
→俺たち、まだまだ似た者同士だな!
「で、何の曲なん?」
→だいぶ長い前フリでしたね...笑
最近の世界の動向にピッタリの
「メッセージ性がある歌詞」
「思わず口ずさみたくなるフレーズ」
→一緒に歌って覚えてみませんか?
勿体ぶってすいません...
→曲の紹介しますね!
今日熱唱してもらう曲
まずは、サラッとで良いので
PVで曲のメロディだけでも感じて下さい!
John Legend & The roots (2010年作)
"Wake Up Everybody" 「みんな目を覚ませ!」
深みのあるソウルフルな歌声で魅せる
→グラミー賞受賞経験のあるJohn Legend
粋でカッコイイ生バンド
→The Rootsの演奏
10年前の曲ですが
歌詞は今の世界に対してのメッセージにも
音楽を通して世界へ訴えるメッセージとして
→今、受けとめたいメッセージ=「公平な世の中」
暖かくも気持ちが熱くなる
→気持ちE〜名曲です!
構成(やり方)
皆さんそれぞれの環境で
心で熱唱したり
本気で声マネしてみたり
→一緒に楽しみましょう!
1. 歌詞と日本語訳を見ながらまずは聞いて感じて下さい
2. パート毎に読み仮名を見ながら確認&練習
3. パート全体を歌えるようにモノマネ練習
歌いたくなるのは「サビ」
→その前の盛り上がるパートから練習します
歌うときは無理しすぎない程度に
→英語っぽく寄せる(Boss流モノマネ)
今回の音声は機械ではありません
→実際の曲を編集して練習できる素材にしました
もう一度、実際に歌を聞きながら
歌詞のメッセージを感じましょう!
→良い歌詞なんです!
歌詞(Lyrics)
ラップ部分は省略し
一緒に歌いたい部分は赤字にしました
→動画0:44-2:29辺り
Wake up everybody
みんな目を覚ませ
No more sleepin' in bed
ベッドで寝てる場合じゃない
No more backward thinkin'
悲観的な思考はもうやめないか
Time for thinkin' ahead
前向きに考えるべき時がやってきたんだ
The world has changed so very much
世界は大きく変わったんだよ
From what it used to be
昔の姿から
There is so much hatred
たくさんの憎しみと
War and poverty
戦争と貧困に溢れていて
Wake up, all the teachers
教師たちよ、目を覚まして
Time to teach a new way
新しいやり方を教える時だよ
Maybe then they'll listen
たぶん彼らは 耳を傾けるかもしれない
To what'cha have to say
あなたたちが伝えたいことに
'Cause they're the ones who's coming up
彼らこそが未来を担っていて
And the world is in their hands
世界の運命を担っているのだから
When you teach the children
子供たちに教える時は
Teach 'em the very best you can
ベストを尽くして欲しい
The world won't get no better
世界はマシな場所へと変わりはしない
If we just let it be
何もせずに放っておいては
The world won't get no better
世の中は良くなりはしない
We gotta change it, yeah
自分たちが変えない限り
Just you and me
この手で
Wake up, all the doctors
医者たちよ、目を覚ませ
Make the old people well
年老いた人を元気にしてやってくれ
They're the ones who suffer
苦しみにさらされひどい目に遭わされるのは
And who catch all the hell
いつも彼らだから
But they don't have so very long
先は長くは無いんだ
Before the Judgment Day
最後の審判の日が訪れるまで
So wont'cha make them happy
だから彼らを幸せにして欲しい
Before they pass away
死が訪れる前に
Wake up, all the builders
棟梁たちよ、目を覚まして
Time to build a new land
新しい国を造り上げる時が 訪れたのよ
I know we can do it
それは不可能じゃないわ
If we all lend a hand
みんなが協力し合えば
練習する所はここから!
→動画2:29-3:00辺り
→実際の歌を編集しました
The only thing we have to do
必要な事はひとつだけ
Is put it in our mind
決意すればいい
Surely things will work out
絶対にうまくいくわ
They do it every time
いままでそうだったんだから
The world won't get no better
世界はマシな場所へと変わりはしない
If we just, let it be
何もせずに放っておいては
The world won't get no better
世の中は良くなりはしない
We gotta change it, yeah
自分たちが変えない限り
Just you and me
この手で
練習1(パート別)
何度でも繰り返し聞いて
何度も繰り返しモノマネ
→繰り返す程「できる!」実感を噛みしめる!
(パート1)
The only thing we have to do
ズィ オゥンリィ スィン ウィハァフゥトゥドゥ
is *put it in our mind
イズ プリリナァマァイン(ドゥ)
*注意1
(パート2)
Surely things will work out
シュアリィ スィング(ス) ウィ(ル) ウァーカァウ(ト)
**(’cause) they ***do it every time〜〜〜 🎵
(コウ)ゼェイ ドゥ(ェ) エヴリィ タァイ(ム)
**注意2
***注意3
注意1*:
tの音の不規則変化
waterが「t」がウァーラァ
→「ラ行」で聞こえる方
例:
*put it in
→「プリリン」と聞こえたらBossの耳認定です!
注意2**:
正式な歌詞には出てきてませんが
becauseの口語の省略系 (’cause/コウズゥ) :「なぜなら」
が入っている気がします(私の予測)
注意3***:
do itはこの曲のメロディにリズムが乗りにくいので
皆さんに例として2通り提案します!
①「ドゥイッ」ではなく「ドゥ(ェ)」
② itは極力「抜け」にして「ドゥゥ」とdoを伸ばしてeveryに繋げる
今聞くと②に聞こえたりするなぁ
(パート3)
The world won't get no better
ザァ ウァール(ドゥ) ウォォン ゲッノー ベラァー
if we just, *let it be
イフィージャス(ト) レリィビィ
*let itの「t」発音
→waterと同じラ行「リィ」に聞こえましたか ?
(パート4)
The world won't get no *better
ザァ ウァール(ドゥ) ウォォン ゲッノー ベラァー
We *gotta change it, yeah
ウィ ガラァ チェインジィ(ト) イェェ
Just you and me
ジャス(ト) ユーエンミー
*better/ gotta の「t」発音
→これも「ラァ」に聞こえましたか?
練習2(全体)
一気に通して練習してみましょう
歌詞の日本語を再度確認し、気持ちE程度に
→モノマネして歌ってみましょう!
(パート1)
The only thing we have to do
ズィ オゥンリィ スィン ウィハァフゥトゥドゥ
is put it in our mind
イズ プリリナァマァイン(ドゥ)
(パート2)
Surely things will work out
シュアリィ スィング(ス) ウィ(ル) ウァーカァウ(ト)
(’cause) they do it every time〜〜〜 🎵
(コウ)ゼェイ ドゥ(ェ) エヴリィ タァイ(ム)
(パート3)
The world won't get no better
ザァ ウァール(ドゥ) ウォォン ゲッノー ベラァー
if we just let it be
イフィージャス(ト) / レリィビィ
(パート4)
The world won't get no better
ザァ ウァール(ドゥ) ウォォン ゲッノー ベラァー
We gotta change it, yeah
ウィガラァ チェインジィ(ト) イェェ
Just you and me
ジャス(ト) ユーエンミー
こうやって聞くと
「t」の音は消えたり、変化したり
→特徴がある音のズレ
「ズレ」と「抜け」の確認
母音と子音は中間を探す:ズレ
語間が子音同士の場合は次の音に寄せる:抜け
今回も「ズレ」と「抜け」が
至る所で発生していましたね!
→こちらで紹介
→「t」がラ行に聞こえる?
実は名曲のカヴァー!
Black musicは温故知新を重んじる文化
→カヴァーやアレンジを通じて永遠に語り継がれる文化
この曲はソウルミュージックの名曲
ハロルドメルヴィン&ブルーノーツ
”Wake Up Everybody”のカヴァー
→数多くの歌手がカヴァーしています
今回のJohn Lgend & The Rootsもその一つ
最後に至高のオリジナル曲
もしよかったら聴き比べてみて下さい
→こちらがオリジナル
ハロルドメルヴィン&ブルーノーツ
私はやはりオリジナルが好きですね
私ならお酒を飲みながら演歌歌手並みに
→「こぶし」をきかせて歌います!笑
最後に
アメリカ留学時代の友人=タイロンはいわゆる
→アメリカの貧困層育ちの黒人
彼に今全米で起こっている暴動について
聞いてみようと思いましたが
特にアメリカでは
「友人同士で政治や人種の話題はしない」
と聞いたことがあったので
敢えて触れることなく
近況を話し合ったり
お互いお酒も入っていたので
→この曲のサビを二人で熱唱してました
最後にタイロンは
I appreciate that, bro.
→ありがとな
Justice will soon be served, man!
→いずれ正義がなされるよ!
彼もその話題に触れたくなかったんでしょうね
→そのメッセージを汲み取れたのかな...
そして音楽を通じた正当なプロテスタント!
→「何かが変わる!」と信じて
今後シリーズ化?
歌だからリズム良く
簡単に覚えられる
→歌って覚えられる英語の発声練習
これは私の授業でも
「歌のやつやりたーい!」と
→好評の大人気授業です!
歌で覚えたフレーズを日常会話で使ってみる
慣れると文法をアレンジ引き出しを増やす
→自分から発言ができる
こんな生徒たちの成長を私は見てきました!
→騙されたと思って楽しく向き合ってみて下さい!
リクエストも受け付けてます!笑
次回の選曲もお楽しみに!
それでは
Boss