単語は前後の組み合わせを意識する
日本人英語講師のBossです。
英検準2級過去問(2020年1月実施)
特注!ピクチャーディクショナリーvol.2
初めに
後編のテーマは「規則性に気付くこと」
今回は英検準2級(約4,000語)レベルで
中学英語で一度は触れてきたこの4単語:
- deep:深い
- kind:親切な
- soft:穏やかな、柔らかい
- easy:簡単な
原型をあまり崩さない規則性のある品詞の変化は
→一石二鳥以上の効果的な英単語記憶法
カタカナ英語の次は派生語&コロケーション
- 規則性に気付く品詞の変化!:派生語
- 単語は前後の相性!組み合わせで覚える:コロケーション
ポイントは「単語の前後の変化」
ダウンロード
→自由に印刷、ダウンロード可
(ピクチャーディクショナリー)
- 赤の矢印:単語の読み方(カタカナ)
- 青の矢印:単語の意味
※2ページ目の単語の意味:
あくまでも単語の全体像を確認するツールとして使用し
詳しくは辞書で調べるのをお勧めします!
(練習問題)
英単語のマッチ問題のみ収録
文章中の穴埋め問題は2級以降で紹介
下の「でる順パス単」シリーズで確認するのは
今回の単語の「でる度A or B or C」どのレベルか?
→より効率的に覚えたい学習者には併用をオススメ!
2019-3vol.2使用単語一覧
(2020/1月実施) 2019年第3回 英検準2級筆記試験Part.2単語穴埋め問題選択肢
問5 : tournament, situation, atmosphere, harmony
問6:deeply, kindly, softly, easily
問7:measure, custom, rumor, sketch
問8:cousin, nephew, author, mayer
→直近3回分は公式HPで公開中
(カタカナ英語)→今回の前編で紹介
紫色:カタカナ英語
緑色:-lyを取っ払うとカタカナ英語(副詞→形容詞)
青色:意味に気を付ける!カタカナ英語
→全16単語の内9語がカタカナ英語
今回はこちら!
(派生語で一気に覚える!)
青色、水色、緑色:一石二鳥以上の効果を実感!
(厳選!相性の良い組み合わせ:コロケーション)
青色、茶色:広がりを見せる意味ほど組み合わせで覚える
今日はその中から
規則性が似ているこの4つをピックアップ
→*問6:deeply, kindly, softly, easily
*実際の過去問の設問の選択肢の英単語
-ly系副詞は形容詞が基本ポジション
ということでlyを取り除きます!
→deep, kind, soft, easy
派生語&コロケーションで一気に覚える
品詞の変化(派生語)は
大き分けて
→名詞、動詞、形容詞、副詞
出会った単語の品詞から
規則性を見つける
→仲間だと気付けるか?
そんな難しくありません
→基本は、その単語の前後の文字が変化するだけ!
音声も付けたので以下に意識を!
→効率よく一石二鳥以上の覚え方
- 品詞の規則性(仲間)に気付く
- 発音
- 音のズレ、抜き
さらに前後に使用頻度の高い
相性の良い単語を並べて
→コロケーションで「さらに効率よく覚える」
さぁ、4つの中学英語から
どれだけ仲間を作れるか?
→大丈夫です!簡単ですから!
deep:深い
最初は丁寧に触れてみますね
基本イメージ:「深い」
決して辞書を使いすぎず、
何が「深い」のか?
→広がる意味を想像してください
(ex.)
海や川の深さ→水深
問題が深い→深刻な
1. 派生語:品詞の変化
形容詞:deep/ ディープ / 深い
副詞 :deeply / ディープリィ / 深く(英検で使用)
名詞 :depth/ デェプス / 深さ
動詞 :deepen / ディーパァン / 深まる
形容詞→副詞の変化だけでもOK
→基本は無理なく、一石二鳥を楽しむ
慣れたら名詞&動詞の変化まで
→一石三鳥の美味しい英単語
規則性のある品詞の変化は
日本語で例えると
→漢字の「へん」=英語でいうと「基本イメージ」
2. コロケーション:よく使う相性の良い組み合わせ
発音のチェックも!
前の単語の最後の音と次の単語の最初の音の関係性
音の「ズレ」:中間音を探す
音の「抜き」:惰性で抜き、次の音に寄せる
→こちらで紹介!
形容詞:deep (+名詞)
→コロケーション:take a deep breath
発音(ズレ→抜け→抜け )
副詞:deeply (動詞+)
→コロケーション:breathe deeply
発音(抜け)
名詞:depth (ofを後ろに付けて〜の深さ)
→コロケーション:the depth of the water
発音(抜け→ズレ→抜け→抜け )
動詞:deepen (主語+)自動詞(目的語を取らない)
→コロケーション:The river deepens.
発音(抜け→抜け )
(まとめて発音のチェック!)
deep
→take a deep breath
deeply
→breathe deeply
depth
→the depth of the water
deepen
→The river deepens.
細かな説明はここまでにします!
基本イメージから
→意味の広がり(複数の意味)も意識
音の「ズレ」&「抜け」
→発音のリズム
規則性の品詞の変化
→一回の辞書引きでお得に自然に覚える
コロケーションから
→相性の良い組み合わせでイメージを固める
言葉は生き物です
不規則性はありますが
規則性が基本のポジション
→ここの土台をガッチリ!
kind:親切な
基本イメージ:「親切な」
1. 派生語:品詞の変化
形容詞:kind / カァィンドゥ /親切な
⇆反対語:unkind / アンカァインドゥ/ 不親切な
副詞 :kindly /カァィンドゥリィ /親切に(英検で使用)
⇆反対語:unkindly / アンカァインドゥリィ/ 不親切に
名詞 1 :kindness /カァィンドゥニィス / 親切
⇆反対語:unkindness / アンカァインドゥニィス/ 不親切
名詞 2 :kind /カァィンドゥ / 種類
2. コロケーション:よく使う相性の良い組み合わせ
(自分の言葉で訳してみてください)
形容詞:kind
→コロケーション:Be kind to the old.
発音(抜け→抜け→抜け→抜け)
副詞 :kindly
→コロケーション:a kindly old man
発音(抜け→抜け→抜け)
名詞1 :kindness
→コロケーション:Thank you for your kindness.
発音(ズレ→抜け→抜け→抜け )
名詞 2 :kind
→コロケーション:What kind of food do you like?
発音(抜け→ズレ→抜け→抜け→抜け→抜け)
kind of:カァインダァ (有名な音ズレ)
(まとめて発音のチェック!)
kind
→Be kind to the old.
kindly
→a kindly old man
kindness
→Thank you for your kindness.
kind
→What kind of food do you like?
soft:穏やかな、柔らかい
基本イメージ:「穏やかな、柔らかい」
1. 派生語:品詞の変化
形容詞:soft / ソォフトゥ /穏やかな、柔らかい
副詞 :softly / ソォフトゥリィ /穏やかに、柔らかく(英検で使用)
名詞 :softness /ソォフトゥネェス / 穏やかさ、柔らかさ
動詞 :soften /ソォファン / 穏やかにする、柔らかくする
2. コロケーション:よく使う相性の良い組み合わせ
(自分の言葉で訳してみてください)
形容詞:soft
→コロケーション:Her voice was soft.
発音(抜け→抜け→抜け)
副詞 :softly
→コロケーション:say softly
発音(抜け )
名詞 :softness
→コロケーション:hardness and softness
発音(ズレ→抜け )
動詞 :soften 過去形:softened
→コロケーション:His voice softened.
発音(抜け→抜け→抜け )
(まとめて発音のチェック!)
soft
→Her voice was soft.
softly
→say softly
softness
→hardness and softness
soften
→His voice softened.
easy:簡単な
基本イメージ:「簡単な」
1. 派生語:品詞の変化
形容詞:easy / イーズィ /簡単な
副詞 :easily /イーズィリィ /簡単な(英検で使用)
名詞 :ease /イーズ / 簡単さ
注意!:派生語と絡む仲間の存在
※ 動詞 ease=(不安、痛み)を和らげる
当ブログの広がるイメトレを使えば、一瞬でリンク
→また、別の機会に紹介します
2. コロケーション:よく使う相性の良い組み合わせ
(自分の言葉で訳してみてください)
形容詞:easy
→コロケーション:an easy question
→コロケーション:an easy access to information
発音(ズレ→抜け)
副詞 :easily
→コロケーション:Our team won easily.
→コロケーション: easily available / accessible / enough
発音(抜け→抜け→抜け)
名詞 :ease
→コロケーション:The ease of access to information
発音(ズレ→抜け→抜け→抜け )
(まとめて発音のチェック!)
easy
→an easy question
→an easy access to information
easily
→Our team won easily.
→easily available / accessible / enough
ease
→The ease of access to information
あえて読み方や意味を掘り下げていません
聞こえたように文字をカタカナで起こしたり
コロケーションの意味は
知りたい時に辞書で確認してみて下さい
→これが知識欲の基礎です
最後に
いっぱい英単語に触れたと思いますが
実は、たった4つの中学英単語の
→後味残る規則性の品詞の変化
この効果は一回の辞書引きで
「一度に二度以上美味しい」以上に
→単語を分析できる力がつく!
漢字でいう「へん」に気付く
「魚へん」は魚の名称
→それが英語でいう規則性の品詞の変化
これが正しい例えかどうか分かりません
専門家ではないので、ある程度は
→自分の都合の良いように「こじつける」
特に英検5級〜2級(目標語彙数:約5,000語)
の生徒はこの方法を最大限活用します
知っている英単語の数が伸びる
正比例して伸びるインプット力
→長文、リスニングの理解度
でもアウトプットは
使わないと伸びません
自分の表現力を増やすには
分かった気でいないこと!
→ミスを恐れず自分の口で喋りましょう!
新たな自分磨き:スペイン語
私事ですが、昨年の夫婦で訪れた
スペイン旅行で新たな決意
→ゆる〜くスペイン語マスター計画
最近記事でも紹介している
カタカナ英語企画は
スペイン語にも通じるんです!
日本語、英語、スペイン語
共通性のある単語から先に仕分け
→苦痛も感じず、楽しく大量に覚えてます...笑
日本語:カメラ
英語:camera /キャマラ
スペイン語:camara / カマラ
日本語:ポリス(警官)
英語:police / ポリス
スペイン語:policia / ポリシア
こういった共通性のある単語を先に
ノートに書き出し、声に出して徹底的に覚える
→派生語など規則性も活かされるでしょう
問題は文法ですね...
同じアルファベット系の言語なので
→英語でスペイン語を学ぶ方が効率的でしょうね
オンラインレッスンは
美人のスペイン人にお願いを...
→対面じゃないので許して、Boss嫁よ!
厳しい先生は嫌です...笑
褒めてくれる先生であれば良いです!
私の自分磨きは
→第3言語:スペイン語取得
皆さんの自分磨きは何ですか?
英語であればこの機会に...
それでは
Boss