家族愛、チーム愛に胸が熱くなる!
日本人英語講師のBossです。
初めに
英単語の「出会い」と「再会」を
→ワンセットにした企画
- 映画で楽しく学ぶ英単語&使いたくなる英語表現
前回取り上げたのは
→再注目のパンデミック映画「コンテイジョン」
- ピクチャーディクショナリー(自由に活用OK)
- 英単語の解説
- 実践!映像作品を使った英語表現の広げ方...etc
延長戦も視野に英単語の解説など
用意していましたが
→次の映画に進むことにしました
今回の作品 :「オンリー・ザ・ブレイブ」
2017年公開
「オンリー・ザ・ブレイブ(ONLY THE BRAVE)」
134分/アメリカ
配給:ギャガ
英語字幕なし
予告編
ストーリー
2013年にアメリカのアリゾナ州で発生した巨大山火事に立ち向かった、消防精鋭部隊グラナイト・マウンテン・ホットショットの実話を描く。
-Wikipediaより一部抜粋
個人的なオススメの見方
- 鑑賞後、実際のニュースをYoutubeで→グッときます
- 森林防災の極意→火は火で消す!??その手法に注目
- 感動で胸が熱くなる→家族、兄弟(チーム)の絆
アメリカのアリゾナ州の消防精鋭部隊
「グラナイト・マウンテン」
→2013年、実際に発生した巨大山火事に立ち向かう実話
当時は、森林消防団の1つに過ぎなかった彼らが
地方自治体としては初のホットショット(精鋭部隊)
として認められ、結束を固めていく様子に
→グッと惹きこまれていきます
そしてある日...
単なる簡単な防火活動だったはずが....
→「どうして?」「なぜ?」の連続
消防団の「結束」と「家族との絆」
・時にはいざこざもあるが強く結ばれる:「団員達の絆」
・不安な気持ちを隠しつつも支える:「家族との絆」
事前にチェック!:ホットショットとは?
今回は、消防の世界の豆知識を英語で学びます
→これも雑学、知識に結び付く時がきます
この映画を観る前に抑えたい
→「ホットショット」
消防の世界のNavy SEALS:ネイビーシールズ
→最前線で命をかけて戦う消防の「精鋭部隊」
舞台となるアメリカのアリゾナ州は
乾燥地帯(湿度3%になることも!)
→森林火災が起こりやすい
出荷の原因を考えると
タバコのポイ捨て
焚き火の不始末...etc
いやいや...
もっと怖い原因は
→自然の猛威(落雷など...)
ホットショット達は自らの命を預け
日々、市民の安全を守ります。
今回は、ホットショットの凄さを事前にチェック
本編を観る前に知識を入れましょう!
→もちろんここから英語も登場します!
どれだけ過酷か? (シャドウイング練習付き)
→キャスト、製作陣のインタビューで予習します
「1日に16時間働き、20キロ超の荷物を背負っていく」ジョシュ・ブローリンがエリート森林消防隊・ホットショットの過酷さを語る/映画『オンリー・ザ・ブレイブ』特別映像
こういう素材があれば
→生徒には真似して練習させます
スピードに合わせて
→シャドウイングの練習を
一緒のスピードで出来たら
→合格のハイタッチ!
是非、試してみてください!
(34秒辺り:動画)
They are the Navy SEALs of firefighters.
→彼らは消防の世界のネービーシールズ(精鋭部隊)だ
どんな職業か?
(42秒辺り:動画)
It's the most physically demanding job ever.
→肉体的な強靭さが求められる職業だ!
(1:06-11秒辺り:動画)
Hotshots go to the roughest, steepest portions of the fire
→ホットショットは最も激しく燃え盛る現場に出向いて
and *figure out a way to stop it.
→火を止める方法を見極める
figure out a way
→〜の方法を探り出す、見つける
(1:33-37秒辺り:動画)
They *put their lives on the line everyday,
→毎日現場に現場に命を預ける
*Put A on B
→AをBに捧げる
(and on) dangerous, unbelievable conditions.
→危険でとてつもない状況に
え?驚いた消化方法
(46-52秒辺り:動画)
They don't use water.
→彼らは水を使わないんだ
They are without fire hoses,
→消防ホースも使わないし
without the things we think of *in terms of firefighting.
→通常の消化道具を使わないんだ
*in terms of
→〜に関して
(24:57秒辺り:Netflix版)
We fight fire with fire.
ウィ ファィッ ファィア ウィズ ファィア
→火には火だ
もちろん広範囲で消化するために
air tankerと呼ばれる航空機で
→空中消化も行われます
でも根絶するには現場の力が必要
→ホットショット達の本領発揮
炎もfuel(燃料)がないと燃え広がりません
延焼(火災の広がり)を防ぐため
→事前に延焼の進路を予測します
燃える危険性のあるfuel(木や葉っぱ)を
先手を取って燃やし尽くす
→それが森林消防の極意
先手を打って溝を作り/ dig diches
先手を打って焼き切り/ cut trees
→防火帯と呼ばれる予防線を張ります / call a line
They cut trees, dig ditches, and cut a line.
→木を切り、溝を作り、防火帯を敷く
(1:18:40秒辺り:Netflix版)
Now that's what we call a line.
ナァゥ ザァッ ワァッ ウィ コォーラァ ラァィン
→これこそ防火帯!
過酷な職務
(1:00-05秒辺り:動画)
These guys are put in 16 hours a day with 50 *pound packs.
→隊員は1日16時間働き、20キロ超の荷物を背負う
*1pound(ポンド)=約0.45kg
They eat *MREs and they sleep outside.
→携行食を食べ、屋外で眠る
MRE:Meat Ready to Eat
=(特に米軍用の)携行食
実践!映像作品を使った英語表現の広げ方
私と生徒が実践している
映像作品を使った英語の表現を広げる練習
「これ使ってみたいなぁ」
心に訴えてくるセリフ
→これが大事なメッセージ
以下の基準を設けて
意識して自分の心が求めるサイン
→メモします
メモのポイント
以下、メモする際のポイントです
① 極端な感情移入
思わず目頭を抑える、
思わず怒りがこみ上げる、
笑い吹き出す等の
→極端に心に訴える名セリフ→記憶に残り続けます
② 誰かに伝えたい知識
映画は学び=知識の宝庫です
知識、トリビア、知恵...etc
→伝えたい知識や情報→会話を広げる大事な道具
③ 日々の生活にリンクしたセリフ
日々の生活の中で習慣化した動作、仕草、感情
→自分の生活にリンク=よく使う表現→メモして使う!
日常生活は日々のルーティン(習慣)
→使い回しができる表現がいっぱいあります
④ 思わず使いたくなる頻出表現&クールなセリフ
「使ってみたい!」と思う欲に忠実な
→カッコいい、クールなセリフ→使ってみたい!
※キザ過ぎるセリフや行き過ぎた表現は使わなくなるので注意
クールなセリフでなくても
→よく耳にする、使う表現もこの項目に入れます
Bossがメモした英語表現
普段は、映画を20分程度に分割して
生徒とメモを取っています
当ブログでは長引かせると
新鮮さがなくなるので
私が今回の映画「オンリー・ザ・ブレイブ」
でメモした表現を紹介します。
今回は
1. メモ④ :思わず使いたくなる頻出表現
(29:33秒辺り:Netflix版より)
If you give me a chance, I won't let you down.
→精一杯、頑張ります
if you give me a chance
→もしチャンスをくれたら
I won't *let you down
→私はあなたを失望させません
* let someone down
→(人を)失望、がっかりさせる
男は子供が出来ると変わります
この隊員にもその心が芽生えます
→隊長は受け入れるのか?
2. メモ④ :思わず使いたくなるクールな表現
こんなカッコ良く言わなくても良いですよ...笑
(1:12:14秒辺り:Netflix版より)
If this isn't the greatest job in the world, I don't know what is...
→こんな痺れる仕事ないぜ!
もしこの仕事が最高じゃなければ、いったいどんな仕事か教えてよ!
こんな言葉使ってみたいですね、率直に
3. メモ①/④:感情移入&使いたくなる表現
この映画の中で一番
好きなセリフでしたね
→自然とメモしてました
(1:03:05秒辺り:Netflix版より)
It's important that this Granite mountain family pulls together and looks out for each other.
→大切なのは皆(グラナイト・マウンテン)が一丸となって助け合うことです。
pull together
→一致団結する
look out for each other
→お互いに気を配る→助け合う
主語のthis Granite mountain familyを
→Weに変えて使いましょう!
アレンジ編
先日、生徒と約束していた
人気バトルゲーム「フォートナイト/ Fortnite」
授業終わりに、少しやった時に早速このフレーズを
We gotta pull together and look out for each other.
→一致団結やで、助け合っていくぞ!
※ We gotta /〜しなければ
そんな私はゲーム音痴...笑
スーパーマリオで時代が止まっているど素人
→後で生徒から罵声が飛んできました...笑
インターの生徒なので
バリバリ英語でディスられます
最終的にはこの一言
Don't let me down!
→ガッガリさせんといてやぁ...
let me downとも思わぬ再会(メモ1)
これが面白いんですよね
→I won't let you downと言う勇気も出ず撃沈のBossでした...
こうやって意識して使うと
不意打ちで再会します!
→それは意識して出会っているから!
最後に
実話(実際の森林火災)の映画
「オンリー・ザ・ブレイブ」
この映画を見終わって感じたのは
危険に立ち向かう最前線の戦士
→最近でいえば、オーストラリア火災
そして、職業を変えれば
→医療従事者の方々
本当にありがとうございます!
実際のニュース映像で噛みしめる
そして実話の森林火災
実際のニュースを最後に
貼り付けておきました
→是非、実際の映像から何かを感じて見てください
→この隊員、映画を観た人なら分かると思います
'Hotshot' Firefighter Wildfire Survivor Brendan McDonough Interview: 'I Miss My Brothers'
→映像だけでも伝わります...
19 Firefighters Dead in Yarnell Hill Wildfire
当たり前に過ごす日常
その1分1秒を噛み締めて生きたい
何が起こるか分からない人生
当たり前こそ奇跡の連続なのかも...
そう感じた感動的な映画でした
ステイホーム週間にオススメの
家族で観て欲しい映画です!
それでは
Boss